名古屋大学医学部合格実績!参考書を極めて乗り越えた浪人生活

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現役時代の数学の偏差値は50台。浪人を決意して武田塾へ入塾してからは、参考書を徹底的に極めた末に偏差値77までアップし、見事東海地方最強とも言われる名古屋大学医学部への合格を果たしました。
今回は浪人からの猛勉強で、名古屋大学医学部に合格した矢田さんの合格カレンダーです。

名古屋大学医学部

名古屋大学医学部は150年もの歴史を誇る伝統的な学部です。偏差値は67.5ほどで国公立大学医学部の中でも上位に位置しながら、学生が伸び伸びと学習できる自由な校風で人気があります。海外臨床実習留学を積極的に推進しており、これまでに多くの学生を海外提携大学に派遣してきました。

優秀者は海外の学会での論文発表の機会も与えられるなど、様々なチャンスを得られる環境が整っています。

浪人生活の開始とともに武田塾刈谷校へ入塾

現役時、私立は同志社大学合格、国立は前期で富山大学医学部を受験し不合格、後期は岐阜大学医学部を受験して足切りという結果でした。

その後浪人を決意し、一浪目の春に武田塾刈谷校に入塾します。最初の頃は京都大学医学部を意識していましたが、間に合わないという焦りを感じ、6月頃には志望校を名古屋大学1本に絞りました。浪人をするにあたって武田塾を選んだ理由は、参考書で学習するスタイルが好きだったから。大手予備校では授業が朝から晩まで詰め込まれがちなところが多いこともあり、参考書学習に重きを置く武田塾を選びました。

受講科目は数学と国語。現役時代は理科をこなすのに精いっぱいでなかなか数学には手が回らず、穴だらけだという自覚があったために数学を選択しました。国語は宿題をもらわないと自分では勉強できないと感じたので、最低限の学習時間を確保するために受講を決めました。

1冊の参考書を夏まで徹底的にやり込んだ数学勉強法

数学の参考書は『フォーカスゴールド』を使い、基礎を鍛えるために何度も繰り返し解きます。自分の中での習熟度ごとに4色の付箋を使い分け、4段階で「毎日復習するもの」や「1日おきにやるもの」などに色分けをしました。1番苦手なところは勉強を開始する前に毎日確認しインプットしていきます。

夏までの数学の勉強は、徹底的に『フォーカスゴールド』をやり込むことと模試を受けることのみ。それも『フォーカスゴールド』の例題のみに焦点を置き、練習やステップアップ、章末は無理だと判断し、とにかく基本を完璧にすることを心掛けました。問題を紙で隠して、止まらずに答えをスラスラ言えるようになるまで『フォーカスゴールド』を仕上げていきます。第1段階で計算を一通りやりきって自分の力で計算できるようにし、2回目3回目と繰り返すにあたってはすぐに解法が言えるか、説明できるかに重きを置く勉強に切り替えていきました。

武田塾の指導が「分かった気になる」ことを防いだ

週に1回ある武田塾の指導では、問題は解けているけど本質的には分かっていないもの(通過領域の順像法・逆像法など)を講師に突っ込んでもらうことで理解を深めていきました。例えば「順像法って何?」や、「『フォーカスゴールド』に計算の過程が書いてあるが、ここの計算はどうしてこうしていると思う?」などと聞かれる中で、本質を理解していない部分や言語化できない部分が浮き彫りになっていきました。

問題のすべてに突っ込んでもらい、それに対して考えを突き詰めることで本当の意味での理解ができるようになりました。その甲斐もあって、夏の名大模試では数学の偏差値が77にまでアップし、全体でもA判定という結果が見えます。この時点で現役のときから偏差値を20以上も上げることができました。数学力が格段に上がったことを実感します。

現代文にも力を入れ、基本とキーワードを学ぶ

数学で十分に自信をつけたことで数学の受講をやめ、それから先は『ハイレベル完全攻略』『入試数学の掌握』『上級問題精講』へと進みました。

それと同時に国語にも力を入れていきます。国語はルート通り宿題を出してもらい、確認テストと個別指導を受けました。『ゼロから覚醒はじめよう現代文』を使用し、現代文とは何かという基本を身に付けていきます。他、『現代文キーワード読解』、『ことばはちからダ!』の参考書も活用しました。現代文に出てくる言葉は使われ方が日常生活とは違い、それらを現代文仕様で学べたことにより、模試での読解でも役に立った実感がありました。

私立大学合格で自信をつけいよいよ入試本番

私立大学は、藤田医科大学と防衛医科大学校を受験しました。藤田医科大学は地域枠で補欠合格し、防衛医科大学校は正規合格。東京大学理科三類の滑り止めとも言われる防衛医科大学校の合格が出たことで自信がつきました。

そして迎えた名古屋大学医学部の試験本番。数学が出題する数学の全4問中3完はいけると思っていたところ、1完だったことから焦りが出てしまいます。単純に場合の数を数え忘れたり、対策してないところの出題があったり、簡単な問題にも時間をかけてしまったりと後悔が残る結果でした。しかしそれをカバーしたのが他の教科。苦手だった英語も本番はうまくいき、理科ができたこともあって結果は晴れて合格。発表当日、浪人までして良かったと強く感じました。努力を重ね、数学はもちろん他教科までレベルアップしていたことで合格を勝ち取ることができたと言えます。

参考書を完璧まで極めた努力。浪人の末に名古屋大学医学部合格|まとめ

現役時は数学の偏差値50台だったところから、浪人生の春に武田塾へ入塾し、名古屋大学医学部を目指して受験勉強に励みました。精神的に厳しい浪人生活の中、医学部合格経験のある武田塾講師の指導や、ポジティブな声掛けをしてくれる刈谷校校舎長の平林先生の言葉が気持ちにもいい影響を及ぼし、安定した精神状態で勉強に取り組むことができました。

そんな矢田さんから受験生へのメッセージは、「学習計画をきちんと作って、残り時間をきちんと頑張ることができれば成績を上げることはできる。今見えていない大学に受かる可能性もあるはず。自分の限界を決めずにできる限り頑張ろう」。1冊の参考書を徹底的にやり込んでひたすら努力を重ね、本質的な理解を深めた末に勝ち取った合格でした。

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志望校決定から入試当日までこの順番で勉強して、合格を勝ち取ろう!

  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!